宿利原卓｜ファイナンシャルプランナーが語る お勧め書籍 橘玲最新作
最近株式相場が大きく動いていますが、皆さんの資産状況は
いかがでしょうか？
株高になって株式投資をもう一度始めてみようと考えている方が
増えていますが、そんな矢先に大きな下落を迎えたりなかなか
読みにくい現状です。
私の見解としてこんな先行きが見えにくい時は、
「個別株の投資比率を抑える事で本業により集中できるようにする」
という資産配分も良いと思います。
今回は参考書籍についてです。
「日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル 橘玲著」
「まえがき」より
書店に行けば「国家破産」のタイトルのついた本が並んでいます。
日本国が抱える1000兆円の借金を考えれば、誰も財政破綻の
可能性を否定する事はできません。
しかしここで指摘したいのは、別の単純な事実です。
“危機”は第１ステージから第2ステージ、最終ステージへと
順に悪化していくのですから、ある朝目が覚めたら日本円が
紙くずになっていた、などどいうことは絶対にありません。
だとすれば私たちは、いたずらに「国家破産」を心配する
必要はありません。
仮に日本国がデフォルトするにしても、それまでの間に
自分と家族を守るための時間は十分に残されているのです。
それでは、不確実な未来を前にして私たちはなにをすれば
いいのでしょうか。
書籍の帯に
「恐れる必要はない。しかし備える必要はある！」
という言葉があります。
これは私も以前からお伝えしているように日本国において
日本円建て資産のみの保有は、そのこと自身がリスクを抱えています。
この本はいたずらに不安をあおるものではなく、冷静に現状を
見つめ、今何ができるかを考え直すいい材料になると思います。
また「アベノミクスよって日本経済はどうなるのか」という問題は
いっさい扱っていません。私たちのようなごくふつうの生活者が
アカデミズムの迷宮に足を踏み入れたところで仕方がないからです。
本書のテーマは「リスク」と「ヘッジ」です。
あらゆる経済的リスクは、金融市場でヘッジする(保険をかける)
事が可能です。
読み進めていくとステージ毎にリスクヘッジに関する記事が
わかりやすく解説されています。
基本的な考え方として、「未来になにが起きるかは誰にもわからない」
としています。
下記アマゾン「この本の中身を閲覧する」で題名と一部内容が見れます。
作家デビューされました。
友人から何気なく勧められ読んでみましたが、
衝撃を受けたのを今でも覚えています。
現在「自分年金作りの極意」に続く2作目の構想を
練っていますが、今自分がメッセージしたい事が
多く取り上げられていたので紹介させていただきました。
内容についての質問や相談など私自身の勉強にもなるので
お気軽に連絡ください。
