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宿利原卓|ファイナンシャルプランナーが語る 住宅ローン金利UPした影響について

昨日 住宅ローンを専門に扱っている銀行員の友人と話をしていました。

 

6月1日からの金利上昇で1000万円の借入につき約40万円金利負担が上がることになりました。多くの住宅ローン価格帯である3000万円から4,000万円の場合、5月末までに成立した場合に比べ、120万円から150万円金利負担が発生。それに伴い毎月の支払額も支払期間30年、借入額1,000万円に対し3,000円増えました。

 

他にも支払いが厳しくなった顧客からの相談も多く、銀行としては不良債権化する前に相談にのる体制をとっているので本当にキツクなる前に事前に相談にきて欲しいとの事でした。

 

自宅を購入する際は借りる事のできる金額を借りるのではなく、今後の金利上昇も見据え支払いできる金額までのローン設定にしましょう。また現在変動金利でローンを組み、金利上昇時に固定金利に切り換えを検討されている方は手続きに時間がかかるので早めの行動を起こしたほうがいいと思います。

 

以下 SankeiBizより(2013年6月1日記事)

 

住宅ローン金利引き上げ発表、2か月連続で

 

三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行は31日、6月から適用する住宅ローンの最優遇金利を10年固定型で前月比0.2%引き上げ、年1.6%とすると発表した。引き上げは5月に続き2カ月連続。

 

 三井住友信託銀行は、5月に金利を据え置いた10年固定型を0.3%引き上げ、1.45%にする。金利を決める際の参考指標である長期金利が5月23日に一時1%となるなど上昇傾向にあることを受け、各行とも引き上げを決めた。

 

 低水準が続く短期金利に連動する変動金利は、三菱東京UFJ、みずほ、三井住友、りそなが0.875%、三井住友信託が0.775%で、いずれも据え置いた。

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 図 東京新聞より